みみずく先生の妖怪博士見習い日記 TOP  >  2014年09月

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私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

9月26日は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の命日だ。

小泉八雲は、ギリシャ生まれ、アイルランド育ち、アメリカ等で過ごした後来日した新聞記者・紀行文作家である。日本文化に対する造詣も深く、特に『怪談』の著者として有名だ。『怪談』には、雪女やろくろ首、のっぺらぼう(貉)等の話が収録されている。妖怪好きにとってはバイブルのような作品集である。

小泉八雲は、1896年(明治29年)から亡くなるまで新宿区で過ごした。そのため、新宿区のあちこちに彼に関連するスポットが存在する。小泉八雲ファンなら、是非ともそれらを巡っておきたいところだ(小泉八雲スポットについてはこちらを参照→小泉八雲終焉の地&小泉八雲記念公園小泉八雲旧居跡

さて、その小泉八雲をテーマにした展覧会が、新宿区の中心街を少し外れた若松町にて開催されている。

私の小泉八雲怪談展

僕は、小泉八雲の命日にこの展覧会へ足を運んだのだ。

開催場所のギャラリーころころさんは、お寺の多い閑静な土地にある。都営大江戸線牛込柳町駅(または若松河田駅)を出て5分ほど歩くところころさんが見えてくる。

私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

ギャラリーオーナーの今夜うんのさんには、日ごろからブログ&ツイッターでお世話になっている。しかし、ころころさんを訪れるのは今回が初めてだ。僕は、初めての場所に足を踏み入れるときのドキドキ感と、「どんな作品が見られるのだろう?」というワクワク感とを抱きながら、ギャラリーの中へ入った。

入って早々僕は吃驚してしまった。藤沢芳子さんの作品『ろくろ首(ランダ)』を初っ端に観たからだ。

私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

小泉八雲の描いた「ろくろ首」は、首が胴体から離れて飛び回る飛頭蛮タイプだ。普段は普通の人間の姿をしているが、夜になると首だけの姿で人間に襲い掛かるのだ。

僕は、「小泉八雲のろくろ首=飛頭蛮」というイメージを抱いていた。そのイメージが藤沢さんの作品によって見事に打ち砕かれたのだ。まさか「ろくろ首」にバリ島の魔女ランダを組み合わせるとは――僕は、驚きのあまり『ろくろ首(ランダ)』にじっと見入ってしまった。しかし、よくよく考えれば、バリ島の代表的妖怪であるランダを日本のろくろ首と重ね合わせることは的確である。『ろくろ首(ランダ)』から新たな視点を学ばせてもらった。

僕は、小泉八雲の『怪談』に幼い頃から慣れ親しんできた。だからこそ逆に、『怪談』というと、ありきたりなイメージしか抱けなくなっていた。その既存イメージに「私の小泉八雲怪談展」は風穴を開けてくれたのだ。小泉八雲の世界観が、新鮮な彩りを帯びて、僕の中に再び立ち上がってきた。

私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

なかむら・しんいちろうさんの作品と石井佳世子さんの作品には、「小泉八雲」の名前が冠されている。そのタイトルカードが何度も落ちてしまう、とのこと……。

たとえばなかむらさんの作品をじっと見てほしい。吸い込まれていくような感覚に襲われないだろうか?全てが一点に収斂していく絵の構成が鑑賞者に不思議な感覚をもたらす。

――僕の視線が吸い込まれる先には一体何があるのか?

そう考えたとき、ふと「あの世」という言葉が脳裏を過った。精緻に描き込まれた絵は冥界へと通じ、生者の視線を誘う一方で、死者の魂をこの世に呼び戻すのではないだろうか?僕は、ギャラリー内に小泉八雲の気配を感じて辺りを見回した。タイトルカードが何度も落ちることにも納得させられた。同時に、故人をも惹き付ける作品の魅力に、僕はいっそう心奪われたのだった。

私の小泉八雲怪談展@新宿ギャラリーころころ~ラフカディオ・ハーンの命日に Kwaidan の世界へ足を踏み入れる~耳なし芳一、雪女、むじな、ろくろ首等の妖怪に誘われて~

「私の小泉八雲怪談展」では、絵やイラスト、切り絵等、様々な表現に出会える。どの作品からも作家さん独自の小泉八雲観が滲み出ている。これらを鑑賞した後に『怪談』を再読すれば、頭の中に浮かぶ情景がそれまでとは異なってくるはずだ。ギャラリーを出た後まで余韻を残す展覧会である。

来月、僕は小泉八雲縁の地・島根県松江市へ飛ぶ。その前に「私の小泉八雲怪談展」を鑑賞できたのは幸せだった。今回の新鮮な気持ちを胸に、松江市でも小泉八雲の魂と対話してこようと思う。

読者の皆さんには、僕の拙い文章や不鮮明な写真で満足するのではなく、実際にギャラリーころころさんへ足を運んでもらいたい。今夜さんのお話をうかがいながら作品を鑑賞するのも良いだろう。楽しいひとときを過ごしているうちに、きっと『怪談』の世界へ引き込まれるはずだ。(了)
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[ 2014年09月27日 16:00 ] カテゴリ:妖怪イベント | TB(-) | CM(0)

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

9月20日、アンダーグラウンド史上最大の展示即売会が東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された。

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

アーティズムマーケットへ遊びに行くのは2回目だ(前回の記事「アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 02 -アンダーグラウンド展示即売会-」)今回も、目的のブースを中心に、会場内をグルグルと何度も徘徊した。

会場入りして真っ先に足を運んだのが、ストロベリーソングオーケストラのブースだ。

ストロベリーソングオーケストラは、今年7月に新怨源『スベテキエテナクナレ』をリリースした。その怨源を僕は買わずにいた。というのも、アーティズムマーケットで購入すれば、座長・宮悪戦車氏にサインを入れてもらえるからだ。僕は、座長のサイン欲しさに、この日まで新怨源購入をずっと我慢していたのだ!(笑)

スベテキエテナクナレ
スベテキエテナクナレストロベリーソングオーケストラ

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ブースには、既に宮悪戦車氏がいらっしゃった。

「座長のサインが欲しくて新怨源を今日まで買わずに我慢していました!ここで買います!サインください!!」

僕の要望に宮悪氏は笑顔で応じて下さった。光栄なことに、宮悪氏は僕のことを覚えていてくださった。

「前回、(宮悪氏が来るまで)待っていてくれた人ですよね!?」

僕は、感動で胸がいっぱいになった。横では深海魚くんが物販の宣伝をしている。

「倉庫の中にあった要らないモノを売っています!!」

「要らないモノ」ってねぇ……と思って見てみたら、毒電波舎Tシャツが売っているではないか!?しかもお手頃価格の2000円!!

――このTシャツを着てアングライベントに参加したらモテるんじゃね?

という訳のわからない妄想に取り憑かれたみみずくはボーダーシャツを購入した。おまけのポスターにも宮悪氏がサインを入れてくださった。宮悪氏曰く「行方不明になった旧メンバー」が写っている貴重なポスターをゲット!!

この後、僕はポスターをリュックサックに刺して会場内を歩くことになるが、その姿は典型的なヲタクのそれだった(笑)

知り合いのブースや気になるブースを一つ一つ眺めて歩いた。

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

こちらは、みつばち寫眞舘さんのブースだ。レトロな雰囲気の漂う写真作品の数々に、思わず見ってしまう。公式寫眞集二『えんそく』絶賛販売中!

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

こちらは、いつもお世話になっているドル・ロッフォ先生のカイキアミグルミブースだ。「丸いね。」の黒バージョンがあったので、愛玩用に購入させていただいた。

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

佐藤みきさんのブースには、見るからにフェティッシュなクマさんが並んでいる。佐藤みきさんご本人は普通の恰好をした可愛らしいお嬢さんで、作品とのギャップも趣深いものがあった。

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

愛桜さんの『箱入り娘』達は艶かしかった。『白の聖女』(左)の挑発するような笑みと、『狐面の童女』(右)のうつむき加減の物憂い表情は、いずれも人形好きの心を擽るのだ。

他にも魅力的なブースばかりで、以前から欲しかった作品集などを購入した。千円札がどんどん無くなっていくのは恐怖だった。が、一方で得られるモノが多かったのも確かだ(購入物の感想などは、ツイッターに上げていく予定)

今回特に嬉しかったのは、グロ(テスク)讚美作家・冥麿さんとお会いできたことだ。

冥麿さんの作品は、これまでツイッターや銀座モダンアートで何度も拝見していた。目を背けたくなるような凄惨な絵は、しかし、観る者の視線を釘付けにする魔力を備えている。グロテスクの中にこそ究極の美が潜んでいる――そのような真実を教えてくれる絵なのだ(公式サイトで、その美しさを確認してほしい→Maro 's Illustration.com
僕は、額に入った作品を何度も見させていただいた。冥麿さんご本人もとてもお綺麗な方で、「嗚呼、この方だからこそ、こんなにも美しい絵を描けるんだなぁ」と妙に納得してしまった。
冥麿さんは、僕のために絵を描いてくださった。血まみれの妊婦の肩から一匹のみみずくが顔を覗かせている絵だ(作品を観たい方はこちらをどうぞ!→冥麿さんの作品)直筆の作品をいただいた僕は幸せ者だ。この宝物をどこに飾ろうか?と現在思案中である。

アーティズムマーケットでは、欲しいモノが手に入るだけでなく、思わぬ出会いがあって楽しい。今回は、前回にもまして、ユニークな格好のお客様が多かった。

ドル・ロッフォ先生のブースを眺めているとき、僕の隣にカッコイイお姿の4人組が現れた。彼らをよくよく見たら、何とアルルさん&ブラックマンバさん御一行様だった!(彼らのお姿はこちらをどうぞ!→カッコイイ4人組
先日のデパートメントHでお会いした皆さんに再会できて、僕は、嬉しさのあまりテンパってしまった。大好きな人とバッタリ出くわすと、心臓がドキドキ高鳴って……(笑)

「今回はデパじゃないので普段着で来ました!」

笑顔でおっしゃるアルルさんは、確かに普段着だったような気がするようなしないような……。フェティッシュな装いで会場内を歩く彼らは一際目立っていた。それに比べて、ポスターをリュックに刺して歩いている僕は一体……(←こっそり涙を流すみみずく)

以前フェチフェスでお世話になったゆなつめさん(卒塔婆ガールズ)とも再会した。

アーティズムマーケット:ARTiSM MARKET 03@東京都立産業貿易センター浜松町館~アンダーグラウンド史上最大の展示即売会~

卒塔婆を掲げて凛と立つなつめむしさん(右)と姫百合夢那さん(右)――彼女達ほど卒塔婆の似合う人は、この世界に他にいるのだろうか?

……と思っていたら、なつめむしさんは今回釘バットを購入されていた。ゆなつめさんは、卒塔婆だけでなく、釘バットの世界にも羽ばたこうとしているのだ。彼女達の更なる飛躍に期待が高まるばかりだ。

C-ROCK WORKブースで、鈴木真吾さんの批評集と一緒に、ゆなつめさんのサイン&キスマーク入りポストカードも購入した。これは将来お宝になるなぁ(笑)

楽しい時間は早く過ぎ去るもので、いつの間にか3時間経っていた。閉会間際、僕は、みつばち寫眞舘さんのブース前で、何故かストロベリーソングオーケストラの皆さんと一緒に手を叩いていた。そして、座長の宮悪氏とガッチリ握手を交わして会場を出たのだった。

アーティズムマーケットは今回も大盛況のうちに幕を閉じた。アンダーグラウンドに興味のある人もない人も、大人から子どもまで楽しめる一大イベントだった。(了)
[ 2014年09月22日 18:00 ] カテゴリ:その他のイベント | TB(-) | CM(0)

Helene Fjell× PAIN SOLUTION写真展「To Bleed or not To Bleed」&SUKA OFF Solo Exhibition「INSIDE FLESH / BLACK LAB」@銀座ヴァニラ画廊

今月13日・14日、「SADISTIC CIRCUS 2014(サディスティックサーカス2014)」が2DAYSで開催された。
「サディスティックサーカス」とは、異形の者達が集い、見てはいけない身体芸術を披露する、フェティッシュな大人のパーティーだ。そのサディスティックサーカスに、世界最高峰のパフォーマンス集団が来日した。ノルウェイ最強のサイドショーチーム「PAIN SOLUTION(ペインソリューション)」と、ポーランドのパフォーミングアーツ集団「SUKA OFF(スカオフ)」だ。現在、銀座のヴァニラ画廊では、彼らの写真展を開催中だ。

Helene Fjell× PAIN SOLUTION写真展「To Bleed or not To Bleed」

SUKA OFF Solo Exhibition「INSIDE FLESH / BLACK LAB」

Helene Fjell× PAIN SOLUTION写真展「To Bleed or not To Bleed」&SUKA OFF Solo Exhibition「INSIDE FLESH / BLACK LAB」@銀座ヴァニラ画廊

サディスティックサーカスに参加できなかった僕は、「せめて写真だけでも見たい!」ということで、ヴァニラ画廊へ足を運んだ。

展示室Aでは、Helene Fjell× PAIN SOLUTION写真展「To Bleed or not To Bleed」が開催中だ。

「PAIN SOLUTION(ペインソリューション)」は、ノルウェーのオスロを拠点に活動するアートパフォーマンスグループだ。皮膚にフックを通して人体を宙吊りにするサスペンションを始め、自らの肉体を酷使するパフォーマンスを披露する。

写真展では、PAIN SOLUTION のパフォーマンスの一部を見られる。自らの顔や頭、腕等に針を貫通させたり、剣山の上に覆いかぶさったり――思わず目を背けたくなるシーンでありながら、何故か目が釘付けになる何かがあった。それは、鑑賞者を戦慄させると同時に魅了する、「痛み」を伴う美なのだ。

パフォーマーは、自らの肉体を傷つける際、流血を伴うこともしばしばだ。そのくらい過激なパフォーマンスである。彼らは、パフォーマンスの最中に痛みを感じているはずだが、決して表情を曇らせない。もちろん、観客を楽しませるため苦痛を表情に出さない、という配慮はあるだろう。しかし、それだけではないような気がする。

痛みは、自分が自分であることの確認となる。「心ここにあらず」状態の人の頬を引っぱたき、目を覚まさせるシーンはお馴染みだ。人間は、痛みを感じたとき、自らの肉体の輪郭をはっきりと意識し、自分と自分以外とを峻別する。「自分」という存在を強く意識することはエクスタシーを伴うのだ。

PAIN SOLUTION が見せてくれるパフォーマンスは、観客の欲求に応えるのみならず、彼ら自身に救済をもたらしているのではないか?彼らが苦行僧の訓練法を取り入れていること、また、メンバーの一人が自傷癖を癒すためのセラピーとしてパフォーマンスを行っていること――これらの事情を考えると、救済という側面を否定できないように思えるのだ。傷だらけの彼らが満面の笑みを見せてくれるとき、僕にも彼らの悦びが伝わってくる。そのような共感があるからこそ、僕は PAIN SOLUTION に心惹かれるのだ。

一方、展示室Bでは、SUKA OFF Solo Exhibition「INSIDE FLESH / BLACK LAB」が開催中だ。

「SUKA OFF(スカオフ)」は、1995年に結成されたポーランドのアーティスト集団だ。ビジュアル演劇、パフォーマンスアート、クラブ出演等、多岐に渡る創作活動を展開する。そのセンセーショナルな作風は、様々な制限を受けることがあるそうだ。

SUKA OFF の写真作品は生物と無生物との垣根すらも超越し、フェティッシュな官能性を醸し出している。しかし、その根底に横たわるのは単なるエロスやグロテスクではなく、人間の本質に迫る哲学的思考なのだ。

たとえば、液体ラテックスが肉体から剥がされるワンシーン――自己と同化していた「第二の皮膚」が剥離して非自己へと変容していく光景は、「自分の身体の境界はどこにあるのか?」という根源的な問いを孕んでいる。その問いに自分なりの解答をしようと思ったとき、自らの身体の可能性が広がっていくのを実感できるだろう。

写真の中で変形していく被写体に自らを重ね合わせて鑑賞する中で、概念として捉えていた言語が、性的な興奮すら伴って迫ってくる。世界の見え方が変わる瞬間だった。

2つの写真展は、身体芸術の可能性を示唆している。アンダーグラウンドなパフォーマンスは、一般的には受け入れられにくい。しかし、それ故にこそ、見えてくるものがあるのは確かだ。「痛み」や「官能」が目の前で展開するとき、それと共鳴する自らの肉体を快感が駆け巡るのだ。快感は感情を伴い、思考を呼び起こす。既存の世界観を超越したところにある神秘的な思考を……。

「サディスティックサーカスに参加すれば良かった」とつくづく後悔させられた。(了)
[ 2014年09月19日 12:00 ] カテゴリ:その他のイベント | TB(-) | CM(0)
プロフィール

みみずく先生@妖怪博士見習い


管理人:みみずく先生@妖怪博士見習い

都内で家庭教師業を営むみみずく先生です。日ごろ、生徒さんや保護者様とお話ししながら、密かに妖怪文化の普及に努めています(笑)

現在、家庭教師業の傍ら、在宅ライターとしてのお仕事もしています。数社から継続して依頼を受けています。ライターとしての更なるスキル向上を目指し、不定期でこちらのブログも更新しています。

妖怪関係の記事や趣味の記事がメインですが、好きな人やお店等も紹介していくつもりです。エログロ・オカルト・アングラ・サブカル等、ちょっと過激な記事も紛れると思いますが、苦手な方はそういう記事を読み飛ばしてください。

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