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倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

ギャラリー新宿座では、現在とても興味深い展覧会が開催されている。

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~

「倒錯展」は、一度チケットを購入すると、その半券持参で何度でも入場できる。そのため、僕は既に2回足を運んでいる。鑑賞するたびに新たな発見のある作品達に、僕は毎回見入ってしまうのだ。

【注意】「倒錯展」は、「作品の性質上R-18とさせていただきます。」という入場制限があります。そのため、18歳未満の方は以下の記事も閲覧しないでください。また、性的表現に抵抗のある方や誤解しそうな方、偏見のある方は、ここでブラウザを閉じてください。記事を読み進めたことで気分を害されても、僕の方では一切責任を負いません。

会場は2つの展示スペースに分かれている。それぞれのスペースには、いかにも「倒錯」という趣の作品達が並んでいた。

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』には、「倒錯」に関して、次のような説明がある。

「正常の状態に反した行動傾向,特に社会に非難される性的に特異な行動傾向をさす。性的倒錯ともいう。フェティシズム,サディズム,マゾヒズム,露出症などを通常倒錯とするが,特定の文化,社会ないしはある条件のもとで非難されたものが,ほかでは許容されることがありうるため,絶対的な概念ではない。」

「倒錯展」のモチーフの中心ともなっているSMは、ここ最近、日本でも周知され、非難の対象ではなくなりつつある。むしろ、緊縛などのプレイは「カッコイイ!」という評価を受けることも珍しくない。一方、まだ社会的に許容されていない倒錯も数多い。それらが日の目を見る機会は、犯罪を除けば、アートの世界にしかないのである。そうした倒錯アートの世界には、我々の先入観を揺さぶる、本来芸術に期待されている刺激があるのだ。「倒錯展」では、個々のアーティストさんの内面を垣間見られると同時に、自分自身の裡に潜む欲望とも対話することができる。アーティストと鑑賞者との間に橋が架かる瞬間が楽しいのだ。

以下では、何人かのアーティストさんの作品をご紹介したい(本当は全員をご紹介したいのだが、紙面の関係上それは不可能である。紹介できないアーティストさんには大変申し訳ない)

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

こちらは、絵葉書屋長崎堂さんのブースだ。緊縛を中心とした艶っぽい絵には定評があるアーティストさんだ。

何を隠そう、僕も長崎堂さんのファンである。長崎堂さんのグッズは自分用に購入するのみならず、友人へのプレゼント用にも重宝している。今回売り切れてしまった「緊縛クリアファイル」は、先日友人への誕生日プレゼントにさせてもらった。「これはキレイだ!」と友人が喜んだのは言うまでもない。

長崎堂さんのブースは、会期中に展示入れ替えが行われた。前半は女子メインの展示だったが、後半は男子の絵が増えた。長崎堂さんが描く男の子は、女性以上に色香を漂わせ、同性の僕の心すら擽ってくる。男女を問わず美しく描く長崎堂さんの絵は、見ていて心地よいのだ。

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

長崎堂さんのお隣は、ʞɹɐʍoɯさんのブースだ。会場内をグルッと見回した瞬間視界に飛び込んでくる極彩色――恥ずかしくなって一瞬目を背けるも、やはり気になって、間近で見たくなるのが不思議だ。近くでじっくり作品を鑑賞すると、現代に蘇った春画を思わせる雰囲気が伝わってくる。特に、蛸と女性の絡む作品は、まさに葛飾北斎『蛸と海女』の現代版だ。初見のインパクトで人を惹き付け、そのまま虜にしてしまう――魔物のような作品達だった。

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

こちらはOOXOさんのブースだ。展示されている写真を一目見た瞬間、僕はOOXOさんの作品のファンになってしまった。OOXOさんは、写真を見せるために特異な被写体を撮るというよりも、彼の感性に合致した瞬間を切り取っているように感じられた。露骨な性的表現に頼ることなく、構図や光の加減で被写体の魅力を引き出しているということだ。僕は何度も写真を眺め、「スゴイな……」と感嘆の溜息を洩らしたのだった。

倒錯展~自由に内心を表現しよう きっと誰かも気付いてくれる~@ギャラリー新宿座

最後に、近藤宗臣さんのブースを紹介したい。近藤さんの描く少女たちは、愛らしい表情で微笑んでいるにも拘らず、深い闇の世界に堕ちているのだ。そこは、見世物小屋だったり、猟奇を好むヤブ医者の診療所だったり、異形の者達が跋扈する魔界だったり……少女たちは自らの身に降りかかる不幸をも甘受しているようだ。ダークなメルヘン世界を旅する勇気があれば、時を忘れて彼女達と戯れることが可能だろう。

僕は、近藤さんのアートカードを2枚購入した。一枚は、『不思議の国のアリス』を髣髴とさせるウサギさん達のお遊戯会の絵。もう一枚は、曼荼羅のように少女たちが配置されたモノクロ絵。近藤宗臣さんの作品は以前から気になっていたこともあり、今回の出会いには感慨深いものがあった。

「倒錯展」では、人の心の奥底に潜むアブノーマルな嗜好を昇華した作品群が、観る者の心を背徳感と美との狭間に突き落とす。人生観が変わるくらいの刺激を求める人は、是非足を運んでみてほしい。(了)
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[ 2015年02月20日 15:30 ] カテゴリ:その他のイベント | TB(-) | CM(0)
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都内で家庭教師業を営むみみずく先生です。日ごろ、生徒さんや保護者様とお話ししながら、密かに妖怪文化の普及に努めています(笑)

現在、家庭教師業の傍ら、在宅ライターとしてのお仕事もしています。数社から継続して依頼を受けています。ライターとしての更なるスキル向上を目指し、不定期でこちらのブログも更新しています。

妖怪関係の記事や趣味の記事がメインですが、好きな人やお店等も紹介していくつもりです。エログロ・オカルト・アングラ・サブカル等、ちょっと過激な記事も紛れると思いますが、苦手な方はそういう記事を読み飛ばしてください。

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