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『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

現在、ギャラリー新宿座にて、興味深い展覧会が開催されている。

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~

15日の土曜日、僕は「『背徳』22人展」へ足を運んだ。出展者の一人・鈴木真吾さんからイベントについてお聞きしていたこともあり、期待に胸を膨らませて会場入りした。実際、その期待を裏切らない展覧会だった。

以下では、「『背徳』22人展」の魅力を紹介していきたい。

【注意】「『背徳』22人展」は、「暴力的表現や性的表現が含まれますので18歳未満の方は入場をお断りします。」という入場制限があります。そのため、18歳未満の方は以下の記事も閲覧しないでください。また、暴力的表現や性的表現に抵抗のある方や誤解しそうな方、偏見のある方は、ここでブラウザを閉じてください。記事を読み進めたことで気分を害されても、僕の方では一切責任を負いません。

会場のギャラリー新宿座は、2つの展示スペースに分かれている。それぞれのスペースには、「背徳」をテーマにした作品がズラリと並ぶ。

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

「背徳」の辞書的な意味は「道徳に背くこと。」だ。「背徳」には犯罪が含まれる。犯罪でなくとも、「背徳的」と見做される行為は世に溢れている。そこには、道徳をどう捉えるか、という問題も横たわっている。在る者にとっては「背徳的」な行為も、別の者にとっては何ら問題とならないケースも多い。
「背徳」は個々人の価値観と表裏一体の関係にある。それ故、今回の展覧会では、「背徳」という言葉が各アーティストの思いと相俟って、展示作品に広がりが生じたのだ。そこには、22人のアーティストが思い描く「背徳」の世界観があった。

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『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

「『背徳』22人展」で特に多かったモチーフが「SM・緊縛」だ。SMプレイで使用される縄や鞭、拘束具は、そもそも罪人を捕え罰するためのものだった。それらが性的嗜好の世界に入ってくること自体、不健全なイメージを伴っているのかもしれない。
近年日本では、SMが一般に認知され、社会的にも受け入れられつつある。一方で、根強い偏見が残っているのもまた事実だ。某国会議員がSMバーを「口にするのも汚らわしいところ」と表現して波紋を呼んだのは記憶に新しい。
SMは、個人的な嗜癖のレベルで非難されないにしても、公にすべき行為ではない――これが現在の社会通念ではないか?そうした通念と真摯に対峙することが、アーティストの創造力を刺激するのだろう。SM・緊縛は、アートにもエロスにもファッションにもなり得る。だからこそ、同一モチーフを扱っていながら、全ての作品から作者の個性が滲み出ていたのだ。

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

こちらは、キャリー・エンパイアさんの作品だ。フェティッシュ寄りのイラストや仮面ではあるが、背徳的というよりも耽美的だ。しかし、艶かしい女性が男性を誘うこと自体を「背徳」と捉えるならば、キャリー・エンパイアさんの作品も展覧会のテーマに合致する。

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

こちらは、ゆうきかむいさんの作品だ。一見すると、「背徳」からは程遠い印象を受ける写真が多い。しかし、これらの作品を眺めながら、僕は次のような思いに駆られた。恋人や親友を裏切った人がこの景色を眺めたら――彼の目には、どんなに奇麗な景色も背徳的に映ることだろう。背徳とは、特殊な状況下でのみ姿を現す魔物ではなく、日常のありふれた光景にも宿る存在なのだ。そんなことに気づかされたひとときだった。

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

こちらは、僕を「『背徳』22人展」へ誘ってくださった鈴木真吾さんの作品だ。被写体の人物と小道具と場所とが特異な世界観を演出する。そこには、鑑賞者をして一瞬目を背けさせた後、「やっぱりじっくり観たい!」と思わせる何かがある。その何かを「背徳」と言うならば言い得て妙である。そして、この下には、更に背徳的なものが――

『背徳』22人展~それぞれの視点で表現する背徳の世界を、あなたに~@ギャラリー新宿座

卒塔婆だ!そう、お墓に立っているあの卒塔婆だ!!

本来追善供養のために使われる卒塔婆がギャラリー新宿座に展示されている。しかも、「手に取っての記念撮影等、ご自由にどうぞ。」という貼り紙があり、店員さんが「卒塔婆と記念撮影いかがですか?」とお客さんに声をかけていた。実際、何人もの方が卒塔婆を持って記念撮影を行ったようだ。そのときの写真がツイッター等でネット上に拡散している。

――罰当たりな!これを「背徳的」と言わずして、何を「背徳的」と言うのだろうか?(笑)

卒塔婆との記念撮影は、いかにも「『背徳』22人展」を象徴している。仕掛人の鈴木さんには脱帽させられる。

かように、「背徳」をめぐる表現は奥が深く、作る側も見る側も魅了する。実生活での背徳行為は忌むべきであるが、それをアートへ昇華することで新たな世界が開けてくるのだ。禁断の美に触れる悦びを堪能できる展覧会だった。

さて、幸運なことに、僕は「行列のできる緊縛師「エロ王子」による緊縛ショー」も鑑賞できた。その模様については、次回の記事で紹介したい。(続く)

【『「背徳」22人展』開催情報】
●会期2014年 11月11日(火)~11月23日(日) ※会期中休廊なし
●会期時間 12:00~20:00(最終日のみ17:00)
●入場料 ¥500(性的表現が含まれるため18歳未満の方は入場をお断りいたします。)
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[ 2014年11月17日 07:00 ] カテゴリ:その他のイベント | TB(-) | CM(0)
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都内で家庭教師業を営むみみずく先生です。日ごろ、生徒さんや保護者様とお話ししながら、密かに妖怪文化の普及に努めています(笑)

現在、家庭教師業の傍ら、在宅ライターとしてのお仕事もしています。数社から継続して依頼を受けています。ライターとしての更なるスキル向上を目指し、不定期でこちらのブログも更新しています。

妖怪関係の記事や趣味の記事がメインですが、好きな人やお店等も紹介していくつもりです。エログロ・オカルト・アングラ・サブカル等、ちょっと過激な記事も紛れると思いますが、苦手な方はそういう記事を読み飛ばしてください。

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